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そして今

もちろんS君は今でも精力的に制作活動をしています。先日も個展があったので、友達の画家と一緒に観に行きましたが、最近では平面から半立体的な作風に変ってきたようで、ちょっと意表をつく、なかなかの力作揃いでした。

一緒にいった画家も、20代でありながら画家として海外にも招かれるような、ある種成功者なのですが、S君の作品を見て「ぼくも頑張らんとなぁ~」と、作風はまったく違いますが、その迫力に感心していたようです。

S君の母上から聞いたのですが、彼は気分がのると1枚を15分ほどで完成させてしまう反面、描いたものが気に入らないと何日も絵筆をとらなくなるそうです。やはり芸術家はちがいますね。

というか、彼の場合はサヴァンの傾向があるのかもしれませんね。いくら環境的に絵を描くことが容易に出来るといっても、彼の兄弟は2人とも絵には関心がないようですから。たしか山下画伯もそうだったように記憶していますが...

とはいえ、若いうちは「自閉症を克服した天才」と称され、話題にもなるでしょうが、今後の活動には色々な困難が待ち構えていると思います。そんなものに負けないで、頑張ってね!と、陰ながら私も応援しています。
天才画家S君の場合

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